IEM注文 その1(耳型(インプレッション)採取)

カスタムIEM(InEarMonitor)の作製に欠かせない、耳型(インプレッション)の採取。
自分のインプレッションを元に作るというのがIEMの真骨頂なので、採取は重要な工程だ。
自分では採れるものではないので、補聴器専門店でプロの方に採ってもらうことになる。


いざインプレッション採取!

普段の生活ではなかなか馴染みのないインプレッション。
そもそもどんなもので、どこでどうに採ってもらえるか不明だったので調べてみた。

「IEM」「耳型採取」で検索してみると補聴器を取扱うお店で採ってもらえるようだが、お店によって対応が違うようだ。
メーカーや代理店によってはインプレッション採取の提携店があるようで、そこで採れば問題ないようだが、今回注文させていただくカナルワークス(CW)さんの提携店は家の近くになかったため、提携店以外のお店で採ってもらうことにした。

CWさんに問い合わせたところ、耳型の仕様書を送付いただいたので、事前に候補の補聴器店にもその仕様書を送付し対応可能か確認してから採取に行った。

注文するメーカーによって、片耳1つでよかったり、2つ必要だったり、口を開けた方がいいとか、閉じた方がいいといった指定もあるようなので、提携店以外で採取する場合はメーカーに事前に確認した方がいいと思う。

実際に採った耳型が下記のもの。 ime1-1

どうも耳が若干ゆがみ気味?のため耳型にスジが入ってしまい、10数回採りなおしてやっと満足する型が取れた(それでも1.5時間位)。

スジと言っても素人目には問題ないように見えたが、お店の方は納得がいかないようで、何度も採りなおしていただけることになった。時間がかかったため、お茶まで出していただき感謝感謝です。

今回採っていただいた関東補聴器さんでは、片耳2個ずつで5400円(税込み)なり。
行ってから知ったが、関東補聴器さんはeイヤホンさんの提携店でもあるとのことで、特に説明しなくても仕様書通り採っていただけました。

無事にインプレッションが採れたが、あまり時間が経つ(数週間)すると耳型が縮んでしまう可能性があるとの話もあるので…早速オーダーシートを作成しました。


進捗

 下記②まで完了!続いては③のオーダーシートを書いての注文
 レ① 機種選定
 レ② 耳型(インプレッション)採取
   ③ 注文
   ④ 生産(制作?)
   ⑤ 納入
  (⑥)微調整

まとめ

インプレッションの採取は初めてで新鮮な経験だった。
このインプレッションからどんなIEMができてくるのか楽しみだ。

eイヤホンさんのブログにCWの取材記事があるので、どのようにIEMが作成されるのか?インプレッションがどのように使われるのか?見てみると参考になると思います。


参考URL

カナルワークス(注文させていただいたIEMメーカー)
eイヤホン(多くのIEMを取り扱っているお店、情報もたくさん)
関東補聴器(耳型を採っていただいた補聴器のお店)