月別アーカイブ: 2016年10月

IEM注文 その1(耳型(インプレッション)採取)

カスタムIEM(InEarMonitor)の作製に欠かせない、耳型(インプレッション)の採取。
自分のインプレッションを元に作るというのがIEMの真骨頂なので、採取は重要な工程だ。
自分では採れるものではないので、補聴器専門店でプロの方に採ってもらうことになる。


いざインプレッション採取!

普段の生活ではなかなか馴染みのないインプレッション。
そもそもどんなもので、どこでどうに採ってもらえるか不明だったので調べてみた。

「IEM」「耳型採取」で検索してみると補聴器を取扱うお店で採ってもらえるようだが、お店によって対応が違うようだ。
メーカーや代理店によってはインプレッション採取の提携店があるようで、そこで採れば問題ないようだが、今回注文させていただくカナルワークス(CW)さんの提携店は家の近くになかったため、提携店以外のお店で採ってもらうことにした。

CWさんに問い合わせたところ、耳型の仕様書を送付いただいたので、事前に候補の補聴器店にもその仕様書を送付し対応可能か確認してから採取に行った。

注文するメーカーによって、片耳1つでよかったり、2つ必要だったり、口を開けた方がいいとか、閉じた方がいいといった指定もあるようなので、提携店以外で採取する場合はメーカーに事前に確認した方がいいと思う。

実際に採った耳型が下記のもの。 ime1-1

どうも耳が若干ゆがみ気味?のため耳型にスジが入ってしまい、10数回採りなおしてやっと満足する型が取れた(それでも1.5時間位)。

スジと言っても素人目には問題ないように見えたが、お店の方は納得がいかないようで、何度も採りなおしていただけることになった。時間がかかったため、お茶まで出していただき感謝感謝です。

今回採っていただいた関東補聴器さんでは、片耳2個ずつで5400円(税込み)なり。
行ってから知ったが、関東補聴器さんはeイヤホンさんの提携店でもあるとのことで、特に説明しなくても仕様書通り採っていただけました。

無事にインプレッションが採れたが、あまり時間が経つ(数週間)すると耳型が縮んでしまう可能性があるとの話もあるので…早速オーダーシートを作成しました。


進捗

 下記②まで完了!続いては③のオーダーシートを書いての注文
 レ① 機種選定
 レ② 耳型(インプレッション)採取
   ③ 注文
   ④ 生産(制作?)
   ⑤ 納入
  (⑥)微調整

まとめ

インプレッションの採取は初めてで新鮮な経験だった。
このインプレッションからどんなIEMができてくるのか楽しみだ。

eイヤホンさんのブログにCWの取材記事があるので、どのようにIEMが作成されるのか?インプレッションがどのように使われるのか?見てみると参考になると思います。


参考URL

カナルワークス(注文させていただいたIEMメーカー)
eイヤホン(多くのIEMを取り扱っているお店、情報もたくさん)
関東補聴器(耳型を採っていただいた補聴器のお店)

IEM注文 その0(どうに作る!?)

音楽を聴くのが好きで、自宅ではもっぱらスピーカーかヘッドホン、外出先ではイヤホンで音楽を楽しんでいる。
最近、カスタムIEM(InEarMonitor)というイヤホンが流行っているようで気になっていたが、思い切って購入することにした。
ただ「カスタム」の名が示す通り全てがオーダー生産のため、お店にふらっと行って、はいこれで!と買える物でもないようだ。
そこで購入のために、注文から完成までの流れを調べたので書き留めておきたい。


 背景

以前からオーディオに興味があり、スピーカーやヘッドホンは自分好みのものを選んで使っている。
一方でイヤホンに関しては、移動中に音楽を聴くためのものといったイメージで、ノイズキャンセリング機能や遮音性など音質以外の部分に重きをおいていた。
ソニーのノイズキャンセリングイヤホンを満足して使っていたが、気になっていたSHURE-SE215の値上げの話を聞いて値上がり前にと購入し音質の違いに驚いた(好みが多分にあると思うけれど…)。
世の中、知らなければそれで済むが、知ってしまうと引返せない世界がある(お酒も、食べ物も、車も世の中にはそういったものが溢れている)。
改めてイヤホンに興味をもって調べていると、音質と遮音性を両立できるというIEMといったものがあると知った。
思い切ってIEMを作ることにしたので、購入の仕方から使用感まで書いていきたいと思う。

注文/購入するには?

カスタムのため、既製品として売っているわけではないので、どうに買う(作る)か調べてみた。
情報を漁ると以下のような流れになるようだ(具体的には参考URLを参照ください)。
1.機種選定

カスタムと言っても基本となるドライバの構成は選ぶことになる。
耳に入るシェルの部分と、外から見えるフェイスの部分の色などを自分好みにデザインできるが、何をどこまで出来るかはメーカーによるようだ。

2.耳型(インプレッション)採取
ここがカスタムIEMのカスタムと言われる所以。
補聴器を取り扱っているお店で耳の中の型を採ってもらいメーカーに送る。
メーカによって提携店もあったりするので、事前にメーカーに確認するといいようだ。
近くに提携店がない場合でも、補聴器取扱店で採ってくれるところもある。
HPなどでチェックして、カスタムIEM用の耳型採れます!と謳っているお店を選ぶのが吉だと(自分は関東補聴器という補聴器のお店で採っていただいた)。
3.注文
メーカーに直接注文するか、代理店(eイヤホン等)を通してメーカーに注文する。
機種とデザインを決めて注文する。
カスタムだけにデザインや色など選べる余地が非常に大きい。
デザインを考えるの楽しくも悩ましい工程。
4.生産(制作?)
どこに注文するかにもよるけれど、自分が注文したカナルワークスでは納期が2~3ヶ月程度
期待に胸膨らませひたすらに待つ待つ。
5.納入
届いたら仕様の確認と、装着感の確認。
(6.微調整)
装着感に違和感があれば、返送して微調整してもらえるところもあるようだ。
(カナルワークスでは、納入後1ヶ月間は無料で調整いただけるようだ)。

今後

今回は、色々と検討の結果カナルワークスさんに直接お願いすることにした。
現在(’16/10/9)、3.の注文まで完了し、納入待ち(11月中旬の予定)となっている。
楽しみに待ちながら、次に向けて購入の仕方をまとめておきたい(IEMは、一度ハマるといろいろと欲しくなるらしい…恐ろしや)。
納入が楽しみ!

参考URL

カナルワークス(注文させていただいたIEMメーカー)
eイヤホン(多くのIEMを取り扱っているお店、情報もたくさん)
関東補聴器(耳型を採っていただいた補聴器のお店)

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