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IEM注文 その3(完成)

ついに注文していた初めてのカスタムIEM(カナルワークス CW-L15)が納品された。
早速聴いてみたので、ファーストインプレッションを。

何はともあれ音出し

ドラム、ベースを主体としたものから、JPOP、女性ボーカルなどなど好きな曲を聴きなおした。
一聴して感じたのは、他の音に埋もれがちな細かな音まで聞き取れる感じだということ。
低音のボリューム感も、高音の解像感も好みで、どの音域も誇張された感じでなく自然な感じで自分好み!

ドライバと作りの良さもあるのだと思うけど、やはり遮音性が良くて暗騒音が入らないことが解像感の向上に寄与しているのではないかと思う。

まだまだ聴き直したい音楽もたくさんあるし、これからのエージングも楽しみ。

(機器構成:再生(PC(foobar2000))⇒DAC(IFI nano iDSD)⇒PMA(PM-17)⇒IEM)


デザイン/フィット感

音もさることながら、折角のIEMなのでデザインとフィット感も確認。

デザイン

タイトル画像が今回作ったIEM。
オーダー内容はこちらの通りで、出来上がりもイメージ通り。
狙った通りモノトーンの落ち着いた感じになった。

フィット感

開封して初めに感じたのは、思ったより大きいなということ。
耳が小さい方だし、ちょっと形も歪んでいるようなのできちんと収まるか心配だったが・・・はめてみるとぴったり!
さすがインプレッションを元に制作しているので、見た目の大きさとは裏腹に本当にしっくりくる。
単純に耳栓と考えても優秀で、一度はめると外すのが大変なくらいだった。

装着は初めてでも、どうに装着すべきか詳しく書かれた説明書も付属していたので、ほとんど戸惑うことはなかった。

ケーブル取り回しに関して、ケーブルはリッツ線のようで細身で取り回しがいいのだが、ちょっと細めなので断線が心配。
メモリーワイヤーを調整するとケーブルほほとんど気にならないが、アジャスターが少し使いずらいかな?
ただそれほど頻繁に調整するものでもないので実用上問題はないと思う。


 進捗

作ろうと思ってから、調べて、製品完成まで約2ヶ月
注文してからの納期は1.5ヶ月程度だった。

フィット感に問題はなく、微調整の必要も感じないのでこれでFIXとしようと思う。

レ① 機種選定
レ② 耳型(インプレッション)採取
レ③ 注文
レ④ 生産(制作)
レ⑤ 納入
(⑥微調整)


まとめ

初めてのIEM、デザインも音も満足のいくものとなった。
これからのエージングも含め使い込みが楽しみだ。
ヘッドフォンアンプも新調したくなりそうな・・・。

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愛聴CD、ベースがメインだけれどもボーカルからそのほかの楽器まで幅広く聴けるし、単純に音楽が好き。

Nathan East
by カエレバ

参考URL

カナルワークス(注文させていただいたIEMメーカー)
eイヤホン(多くのIEMを取り扱っているお店、情報もたくさん)
関東補聴器(耳型を採っていただいた補聴器のお店)

IEM注文 その2(注文)

インプレッションが無事に採れれば、次は機種とデザインを選んで注文。
多分、カスタムIEMを注文する中で一番楽しいけれど、悩む工程がこの仕様の決定だと思う。

まずは機種の選定

もちろん自分の好みの音!というのが基準なると思うので、視聴してじっくり決めるのがいいと思うけれど・・・ 視聴機が置いてあるお店が近くになかったり、IEMが初めてで基準がないというのもあると思う。

自分は後者の方だったので、メーカーとレビューとスペックで選ぼうということにした。
メーカーによって音作りは違うけれど、大きくは国内メーカ、海外メーカに分かれる。
一概には言えないけれど、それぞれの利点は以下のようなこととの認識がある。

国内メーカ

  • 納期が短い
  • 問合せを含めやりとりしやすい
  • サポートが受けやすい

海外メーカ

  • 絶対的にメーカー数が多い(音もデザインも選ぶ余地が広い)

上記を勘案して、一台目なので国内メーカにしようと思いカナルワークス(CW)さんの製品から選ぶことにした。

音作りに関しての狙いは、幅広いジャンルの音楽を聴くので特定のジャンルに秀でたものよりモニター系の音作りを狙った。
そしてスペックに惹かれるのも男のサガ・・・折角のIEMなので多ドライバ構成の機種にしようと思い、バランスドアーマチュアで片耳3発の「CW-L15」とした(現在使用中のSE215はダイナミックドライバ1発)。


そしてデザイン

色々と選ぶ余地があり過ぎて反対になかなか決まらなかったが、以下のデザイン+仕様で注文することにした。
  •  シェルカラー:クリア
  •  フェイスプレート左カラー:ホワイト(+1,000円)
  •  フェイスプレート右カラー:ブラック  (+1,000円)
  •  エンブレム:CWブラック、右:CWシルバー(+1,000円)
  •  スペシャルフィニッシュ:なし
  •  ケーブル:ブラック127cm
  •  アクセサリー:スウェットガードPro
  •  ソフトケースカラー:ブラック

カラーバリエーションが多くて悩んだが・・・以下の観点からデザインを決めた。

  •  シェルはドライバなど、内部の機構が見えるクリアーを選択
  •  プレートはモノトーンで落ち着いた感じにまとめようと左右で白と黒を選択
  •  エンブレムはプレートの対照色で黒とシルバー(白はなかったので)を選択
    ⇒CWさんのページには記載なかったが、CWエンブレムの左右色違いも+1000円で対応可能とのことだったのでお願いした。

耳型も送付して、代金も支払い後は完成を待つのみ。


進捗

下記③まで完了し、残すは完成品の受入確認!

レ① 機種選定
レ② 耳型(インプレッション)採取
レ③ 注文
④ 生産(制作?)
⑤ 納入
(⑥)微調整


まとめ

インプレッション採った後にささっとオーダーしようと思ったが悩んだ、悩んだ。

CWさんと仕様のことで何回かメールでやり取りさせてもらったがレスポンスもよく、やはり国内メーカを選んだのは正解だったと思った。特に初めてだったので・・・。

耳型も送って後は完成を待つばかり!


SHURE イヤホン SE215/カナル型 高遮音性/ブラック SE215-K-J
by カエレバ

参考URL

カナルワークス(注文させていただいたIEMメーカー)
eイヤホン(多くのIEMを取り扱っているお店、情報もたくさん)
関東補聴器(耳型を採っていただいた補聴器のお店

IEM注文 その1(耳型(インプレッション)採取)

カスタムIEM(InEarMonitor)の作製に欠かせない、耳型(インプレッション)の採取。
自分のインプレッションを元に作るというのがIEMの真骨頂なので、採取は重要な工程だ。
自分では採れるものではないので、補聴器専門店でプロの方に採ってもらうことになる。


いざインプレッション採取!

普段の生活ではなかなか馴染みのないインプレッション。
そもそもどんなもので、どこでどうに採ってもらえるか不明だったので調べてみた。

「IEM」「耳型採取」で検索してみると補聴器を取扱うお店で採ってもらえるようだが、お店によって対応が違うようだ。
メーカーや代理店によってはインプレッション採取の提携店があるようで、そこで採れば問題ないようだが、今回注文させていただくカナルワークス(CW)さんの提携店は家の近くになかったため、提携店以外のお店で採ってもらうことにした。

CWさんに問い合わせたところ、耳型の仕様書を送付いただいたので、事前に候補の補聴器店にもその仕様書を送付し対応可能か確認してから採取に行った。

注文するメーカーによって、片耳1つでよかったり、2つ必要だったり、口を開けた方がいいとか、閉じた方がいいといった指定もあるようなので、提携店以外で採取する場合はメーカーに事前に確認した方がいいと思う。

実際に採った耳型が下記のもの。 ime1-1

どうも耳が若干ゆがみ気味?のため耳型にスジが入ってしまい、10数回採りなおしてやっと満足する型が取れた(それでも1.5時間位)。

スジと言っても素人目には問題ないように見えたが、お店の方は納得がいかないようで、何度も採りなおしていただけることになった。時間がかかったため、お茶まで出していただき感謝感謝です。

今回採っていただいた関東補聴器さんでは、片耳2個ずつで5400円(税込み)なり。
行ってから知ったが、関東補聴器さんはeイヤホンさんの提携店でもあるとのことで、特に説明しなくても仕様書通り採っていただけました。

無事にインプレッションが採れたが、あまり時間が経つ(数週間)すると耳型が縮んでしまう可能性があるとの話もあるので…早速オーダーシートを作成しました。


進捗

 下記②まで完了!続いては③のオーダーシートを書いての注文
 レ① 機種選定
 レ② 耳型(インプレッション)採取
   ③ 注文
   ④ 生産(制作?)
   ⑤ 納入
  (⑥)微調整

まとめ

インプレッションの採取は初めてで新鮮な経験だった。
このインプレッションからどんなIEMができてくるのか楽しみだ。

eイヤホンさんのブログにCWの取材記事があるので、どのようにIEMが作成されるのか?インプレッションがどのように使われるのか?見てみると参考になると思います。


参考URL

カナルワークス(注文させていただいたIEMメーカー)
eイヤホン(多くのIEMを取り扱っているお店、情報もたくさん)
関東補聴器(耳型を採っていただいた補聴器のお店)