「ハクキンカイロ」のススメ


冬になると、特に外出時に役に立つのが使い捨てのカイロ。
特に貼るタイプが出てきてからは、状況に応じてお腹に、背中に、足にと愛用しています。
使い捨てカイロは非常に便利なのですが、以下の点で少し不満も持っていました。
・温度が安定しない(だんだん温かくなっていき、だんだん冷めてくる)
・使用時間の調整ができない
 ⇒少しちょっと出かけるにも長い間あったかいし、逆に一日使うには短い

そこで知った「白金カイロ」

使ってみた結果、いくつかの欠点もあるものの使い捨てカイロで不満を感じていた部分を補って余りある使用感!愛用のガジェットとなったので、紹介させていただきたいと思います。


白金カイロとは?

余り聞きなれない「白金カイロ」
白金(プラチナ)と言えば金と並んで貴金属の代表格で、それをカイロにしたらさぞ高価だと思いますが… 「白金の触媒作用を利用して燃料であるベンジンを穏やかに酸化して熱を得る。 」とのことで、ケースが白金でできているとか言ったものではありません。歴史的には使い捨てカイロよりずっと長いようで、1923年に商品として発売されたようです。

利点/欠点

利点

・使用時間を調整できる
⇒愛用のハクキンカイロミニでは、ベンジン6.25CCで約6時間。燃料を多く入れれば長く使え、少なければ短くなる。最大15時間
・熱量が大きく安定している(一般的な使い捨てカイロの13倍とのこと)
⇒使い捨てカイロは、時間と共に温度が下がっていくが、白金カイロは燃料切れ一歩手前まで安定した温度をキープ(アルカリ電池とニッケル水素電池の出力特性の違いのような…)
・廃棄物が出ない
⇒燃料を入れて繰り返し使える(水と二酸化炭素は出るものの、廃棄物ではない)。
・ランニングコストは6時間使って約9円(ベンジン:730円/500ml@amazon)

欠点

・起動に手間がかかる
⇒燃料を入れて、口金をライターなどで炙らないとならない(ガジェット好きには、それはそれでいいのだけれど・・・)
・かさばる
⇒使い捨てカイロ程、薄くも軽くもない
・ちょっと匂う(燃料の匂い?臭い?)
⇒燃料のベンジンの匂いが漂ってくる。好き嫌いが分かれるので匂い?臭い?は人によって違うと思うけど…。
・持ち込み制限
⇒ベンジン等可燃性物質の航空機内持ち込みは法令による禁止行為のため、ベンジンを使ったカイロも同様に取り扱われる。


まとめ

 利点ばかりではないが、シュチエーションによって使い分ければ欠点も気にならない。
  ⇒ 個人的には、自宅で過ごす時はもっぱら白金カイロ。自分も、家族もベンジンの匂いは気にならないし…。
 自転車乗るときも、後ろのポケットにポンと放り込んでおくだけで、熱気で全身温まる感じ。
 今年はそろそろ出番は減ってきたけれど、まだまだ寒い日には活躍しそう!

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参考URL

「ハクキンカイロ」公式サイト
http://www.hakukin.co.jp/about.html