タスクシュートで知った心理学ジャーナリストの佐々木正悟さん。
切り口が面白くて、書かれた本、ブログ、シゴタノの記事などを追いかけている。
本書は、自分としては当たり前のように思っていて、当たり前のように分かっていたつもりで実は分かっていなかったことが文章として表現されていた。
自分に足らない(と思っている)、自己肯定感を上げていくのに役に立ちそうな内容が多く、いくつかでも早速実践してみようと思う。
キーワード
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習慣は技術
性格や意志の強さでなく、習慣化させる方法(考え方)がある。どんな習慣も練習でうまくなる。
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習慣の連鎖反応
一つの小さな習慣が、様々な習慣に波及して習慣が変わっていくこと。一つの小さな習慣は何でもいいものではなく、これと言ったポイントとなる習慣を見つけることが肝要(佐々木さんの推しは「早寝」)。
1ラインエッセンス
報酬こそが習慣化に欠かせないポイント(「やめられなくなる、小さな習慣」,佐々木正悟,p.33)
1ラインレビュー
目の前に物理的なご褒美を準備して自分を引っ張るよりも、よっぽど効きそう。
感想/まとめ
冒頭にも書いたが、自分の中で分かっているような分かっていないようなモヤモヤしたものが文章で表現するとこういうことなんだと気付かせてくれた一冊だった。
自身でも習慣化しやすい事と、し難い事があるけれど、それが何でなのか考える糸口を得られた(ポイントは自己肯定感と有能感)。
早速、できるところからアクションに落とし込んでいこうと思う。
アクション
- 迷ったらイエス!(自己肯定感を上げるのに役立ちそう)
- 朝起きてやりたいことをやったら記録に残す
- マンダラートを描く
やめられなくなる、小さな習慣
佐々木 正悟 ソーテック社 2018-10-20
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